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【社長インタビュー】「技術職はとても楽しい」【株式会社 日和住設】

1979年の創業以来、北海道・札幌市を拠点に住宅設備の施工工事会社として地域の暮らしを支えてきた株式会社日和住設。

2024年6月に就任した小林孝吏社長は金融機関やIT 企業を経て、約20年前に同社へ入社。

「技術職の会社」と胸を張る小林社長に、技術を追い求める理由をきいたーー。

難しいものと簡単なものがあれば、難しい方を選ぶ。

Q. 貴社の事業はどういうしごとだと捉えていますか?

純然たる技術職なんです。例えば住宅を建てるときに、当社が設備会社として設備担当として入ったとします。でも、仮に当社よりも技術力が上の会社があれば、その会社が施工した方がよい仕上がりになった可能性があるわけです。つまり、お医者さんと一緒ですよね。技術を磨かないと施主様が不幸になってしまう。


技術職である以上、技術を追い求めることをずっと続けてきています。それは私が新しく社長になったから方針が変わったわけではありません。過去から現在まで、常に技術を磨くために方針を決めてきました。しごとに難しいものと簡単なものがあれば、難しい方を選択することをやり続けてきましたので、今後もそれが変わることはありません。

「生半可な気持ちでは一人前になれない。でも、それが魅力」

Q.技術重視であるのはなぜですか?

技術が身につくと、お客様によりよい提案ができます。管理側にしっかりとした技術知識を持つ人材がいれば、会社に腕のいい職人さんがどんどん集まってきて、さらにいい設備が提供できるわけですね。

今、当社はその好循環に恵まれていますので、このまま技術を落とさずに続けていきます。技術というものは、気を緩めると落ちてしまうんです。ですから会社として今後も技術が高まる方向をずっと選択していくという考え方です。

Q.応募を検討している方に伝えたいことは?

技術職はとても楽しいですよ。ただ、入社して半年で何かできるというのは全くない。半年経ってもチンプンカンプン。3年目になってようやく「こんな感じかな?」とわかってきます。だから4、5年目にならないと1人で何かをできるってことにはならないんですよね。

それまでは常に親方や上司について仕事をしなければなりませんので、生半可な気持ちでは一人前になれないんですが、私にとってはそれがすごい魅力を感じる点です。

お客様の要望を聞き取ったうえで、プロとして最適な提案をする

Q.しごとをする上で重要なことは?

様々な選択肢がある中で限られた予算や条件を念頭に「このお宅にはこの方法が一番いい」と提案できるようになることです。初期費用をたくさん見込んでいるのか、ランニングコストを抑えたいのか、快適さを求めたいのか、あるいはその場所だけ良くなればいいのか…。

お客様の要望に沿った提案と、その場合のメリットデメリットをきちんと説明しなければなりません。例えば、安く収めるためにお客様が「これだけでいい」と仰っても、懸念箇所を放置して壊れる可能性が非常に高いおそれがあるとわかれば、メンテナンスができるようにパイプを仕込んだり、安全のために弁を入れなければいけないなど、設備は見えないところにお金がかかったりするんです。

「最低限(この金額で)収められる」とか「欲を言えばここまでやった方がいい」と“上手い提案” ができるためには、しごとを1つ2つ覚えたくらいではできないんです。なので経験年数が浅い間は経験豊富な社員が「答え」を出してくれた方がお客さんにとって幸せなんです。だから(若い社員も)頼りたくなる。でも、それをあんまりやってしまうと、自分で考える力がなくなってしまう。誰にも聞かずに自分で提案し、仕事がうまくいった時が一番成長するじゃないですか。困った時は頼られる存在であるようにしたいですが、なんでも上司側から答えを出すのは違うかなと考えています。

「部活」に似ている職場。同じ釡の飯を食った仲間とのしごとは楽しい。

Q.働きやすさという面ではいかがですか?

実は私も入る前はあまりよいイメージを持っていなかったんですが、入ってみるとやりやすいと思います。

技術がある者の方が上だという分かりやすい状況ですし、職人たちは裏表が少なくて接しやすいですよ。顔は怖いですし、すぐ怒鳴るし、何かこう口も汚いから誤解されるんですが笑

みんないい人だし、部活に似てるかな。現場に入ってしごとをしていると、同じ釜の飯食った仲間という雰囲気になるんです。

編集後記

小林孝吏氏にインタビューした当時は、就任後からわずか数か月のタイミング。

代表取締役と空調設備部の部門長を兼任していることもあり目が回りそうな忙しさの中、その表情は疲れが見えるどころか生き生きと輝いている。更なる技術力の向上のために、温めていたアイディアを少しずつ形にしているところだと嬉しそうに話してくれた。


小林氏の話を傾聴すればするほど、職人という生き方とその世界への強い誇りを感じる。それほどの魅力が技術職にはあるのかと、気がつけばこちらが夢中で話を聞いていた。どれだけAIが普及しても、人間がやらなければいけない仕事がある。同社の担う設備施工もその一つだ。


自身も小林氏のように、誇りをもって誰かの幸せな暮らしを支える仕事がしてみたい。

この記事が、そんな風に思える人材と同社の縁結びに繋がれば、この上ない幸いだ。

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