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【社長インタビュー】5年は苦労しろ。だったらその苦労は早い方がいい。【株式会社 加藤設備】

小樽市に本社を置く加藤設備は機械設備の設計・施工・維持管理を主な事業としており、小樽・札幌のほか、後志全域がカバーエリア。

2022年に代表取締役社長に就任した加藤孝幸氏は大学卒業後、関西の大手進学塾で講師として8年勤務した後、2017年に生まれ故郷に戻り、祖父が創業した加藤設備に入社した。

サラリーマン経験を経営に活かす、創業家の若き3代目社長が考えるビジョンとはーー。

欠点をカバーできるだけの「良いところ」があればいい

Q. どういう人材を求めていますか?

ストレス耐性がある方がいいですね。そういう意味では鈍感な人がいいのかもしれないです。鈍感力というか、ある意味怒られていることに気づかないくらい笑 社員を見ていると実際には小さなことに対して凹んでいるときもあるんですが、それに負けていないですもんね。強さをすごく感じます。

人間って探そうと思えば、いくらでも悪いところがありますけれど、私はあまり見ないようにしています。欠点をカバーできるだけのよい部分があれば、悪いところなんか消えてしまいますから。当社の社員もそうです。悪いところもありますが、それを上回るよい面を見つけられるんです。

Q. 転職を考えている方へ伝えたいことはありますか?

ある程度の覚悟を持って入ってきてもらわないと業界ではやっていけない。その代わり、当社に来ていただければ、「食っていく力」が十分につけられます。待遇に関しても、まずまずいい方だと思っています。

また、評価制度がしっかりしているのが当社の強みです。全体の人数が少ない分、一人一人の働きを見て、しっかり正当な評価をしています。私はサラリーマンを経験しているので、みんなの気持ちが非常によくわかる。どれだけ頑張っても評価は一律で、同期の中で抜け出すのは難しい環境でした。だから、そういう経験は生きています。正当な評価をされないのが一番つらいことでした。ある程度お金は大事ですけれど、正当な評価をされること、やりがいを感じることが会社で働き続けるための重要なポイントだと考えています。

メリハリをつけて休むことを意識できる地盤ができてきた

Q. 若い世代を受け入れるために社内で意識していることは?

今の若い世代は僕らがやってきた時代とは違う環境で育っています。それを会社の上の者が理解するのが非常に大事で、私が若者代表の代弁者として「こういうものだから。あなたたちとは違うよ」としっかりと話をしていきました。だから「休ませなきゃいけない」とも言っています。ベテランたちは「でも俺らの時は休めなかった」と言うんですが「それはわかるけれども、今は違う」と。これを常にやってきました。その甲斐もあって、時代の流れに対応できる意識と地盤ができてきたと思います。

ですから、休むことの大切さを皆わかってきました。メリハリをつけて休める時には積極的に休むことも努力なんです。私もほうっておいたらずっと働いてしまうので、意識して無理やり休むようにしています。

家族や周囲の人を幸せにするために。目指せ、ホワイトな建設業。

Q .入社後の教育や成長について特徴はありますか?

現場が一番成長する場です。現場に出ていれば、社会人としての振る舞いや常識は身につきますので、あえてマナー講習を受けさせるということはあまり考えていません。それよりは早く手に職をつけて、技術力を高めてほしいです。最初は先輩と一緒に現場を回って、一つ一つ流れを覚えていく。その後に1人でやってみようとチャレンジさせるタイミングは、他の大手企業よりは早いです。ただ、バックアップ体制はしっかりしています。仕事としての個々の責任はありますが、最終的には私が責任をとりますので安心してチャレンジしてほしいですね。

少数精鋭でやっている分、やらなければならないことが多い一方で、任せてもらえる裁量も大きいんです。だから、必然的に成長速度が求められることにもなります。大変なんですが、どんな仕事をするにしても、どこかの段階で苦労は必要です。

若い子には「5年は苦労しろ」といつも言っています。どんな仕事も5年はかかるけれど、その5年を「逃げた人」は上のステージには行けないんです。だとしたら、その苦労は早い方がいいのではないかと思います。

Q .将来のビジョンを教えてください

会社を単純に規模を大きくするのが目的ではなく、みなさんに必要とされる会社、人間でありたいです。

もう1つは家族です。家族や周りの人を幸せにできるような社員であってほしい。現状は勤務時間が長いときもあって、社員のご家族には苦労をかけていると思うんです。その分、収入が高めになっていてご理解いただけているのかなと思うんですが、時代は変わっているので、家族の時間をもっと大切にした「家族に愛される会社作り」を目指していきたいです。そのためには就業時間、休日、福利厚生をさらに充実させていく必要があります。“建設業なのにホワイト” な企業にしたいんです笑

編集後記

「5年」と聞くと長い!という印象を持つかもしれませんが、少数精鋭だからこそ色々なことにチャレンジできる環境です。

家族ぐるみの仲の良さで、不安・不満もその日で相談、解決へ。

加藤社長は部下と飲みに行くのが好きだそうで。

社長という立場ながらも面倒見が良いお兄さん的存在です。

評価制度も一人ひとりをキチンと見てくれるし昇給額も・・・!

毎年、新しい技術や立場を経験させてもらえるとのことで、5年なんてあっという間に感じられるのではないでしょうか?

異業種の職場を経験したからこそ、既存の固定概念や既得権益に捉われない加藤社長。

その意志の強さには目を見張るものがあります。

若手の意見や経験豊富な諸先輩の意見に耳を傾け、偏らず3代目の価値観で皆を牽引していく。

そんな新たな「加藤設備」をぜひ知ってください!

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